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浜通りを取材してきました [東日本大震災]

10月20、21日の二日間、富岡と浪江を取材しました。

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1日目は、写真家Nさんと元原発作業員Kさん、もやい展に一緒に出展するFさん夫妻と合流し、富岡と浪江を回りました。
富岡では主に国と東電のプロパガンダ施設を、浪江では請戸、苅野小学校、希望の牧場などをまわりました。夜は僕一人いわきへ移動し、元々は浪江に店があった居酒屋さんでマスターやママさんたちと濃ゆい話をしながら更けていきました。


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2日目は再びいわきから浪江へ北上し、1人で歩き倒しました。
浪江中学、國玉神社、中上ノ原団地、大堀小学校、高瀬川脇のフレコン置き場、県道253号、丈六公園…
途中行けると思っていた場所が帰還困難区域で行けないことを知り、その後歩いた県道253号も途中帰還困難区域で、でもゲートが開いてて普通に通れちゃって、まさかそんな場所を防護服もなしで丸腰で歩く羽目になるとは思わなかった(本来は禁止です)。

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写真やレポートは、またFUKUSHIMAコンテンツの方でアップしていく予定です。
帰宅後の感想は、やっぱり怒りでした。21日、10km以上を歩き倒して、怒りがしみじみと込み上げてきた。事故は勿論、こんな状態で避難指示解除なのか、こんな状態で何が復興なのか、周辺が毎時1マイクロある自宅に戻った人たちは全て自己責任なのか。
洗濯物も布団も外に干してある。あんないい天気なのだから当たり前。そこを歩いた僕は、帰宅後奥さんから全身をくまなく除染するように求められる。今回はリュックまで洗濯された。しかしそこに住む人たちは布団を外に干している。何なんだろう、この世界は。

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今描いてる絵本は絵本として、そのあと制作するもやい展の作品は、ほとんど全て「怒り」がテーマになると思います。
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