異論

政府が節電目標を発表し、TVもそのまま垂れ流してますが、エアコンに関して。
高齢者や子供のいる家庭では、設定温度を上げて対応して下さい。

決して止めないで下さい。

今の日本の夏は、エアコンなしでは高齢者や子供は死にます。
去年僕が面倒を見ていた高齢者でも、亡くなった人こそいませんが、
熱中症で病院に運ばれた人は何人もいます。
家族がいたからなんとか助かりましたが、独居であったり、
子供が１人で母親の帰りを待っていたりしたら助かりません。

政府発表の全てを聞いてはいませんが、
マスコミが家庭の節電ばかり強調することに非常に違和感があります。
節電すべきは、冷房効き過ぎで上着が必要になる商業施設や電車（通勤電車除く）、オフィス等です。

日本は、技術力を誇るなら、安全な原発（そもそもあり得るのか？）ではなく
低コストの自然エネルギー、環境を破壊しない新しいエネルギー開発に技術力を発揮すべき。
パイオニアであれ。

以上、介護福祉士としての異論でした。

追記：独居でなくとも、熱中症で死亡ということはあり得ます。
夫婦２人の老老介護家庭で、前夜から夫（認知症）が脱水で倒れていたにも関わらず、
奥さん（軽い認知症）が気付けずに、翌朝排泄物垂れ流しで発見されたことがありました。
かろうじて一命はとりとめましたが、寝室が別々であったこと、
夫が節電のためにエアコン使用を拒否したことが原因でした。

設定温度は上げて下さい。タイマーで消えるようにしてもいいです。
但し絶対に無理はしないで下さい。ストレスかけてまで暑さを我慢しないで下さい。


くるり『東京』



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タグ：高齢者 子供 エアコン 節電 原発 エネルギー問題