ちょっといい話。 [介護]
入居者Yさんは原因不明の病気で常に身体が動いている。
頭が前後に揺れ、手も震え、寝てる時も動き続けるため
ベッドから転落しないように常に注意しなければいけない。
そんなYさんを見て、他の入居者さん達は何の悪気もなく
「ずっと動いてるよ、おかしいねえ」
「職員さんに迷惑かけて、大変ねえ」
と口にする。本当に何の悪気もないので、ある意味タチが悪い。
今日のおやつ後、Yさんが元気な頃に仲の良かったMさんが、
「昔はこんなじゃなかったのにねえ」
「髪がボサボサだからさ、あたしがとかしてあげるよ」
そう言って急に自分の部屋からくしを持って来て、
Yさんの髪をとかし出した。
Yさんはもうほとんど喋ることが出来ないが、
表情できちんと意思の疎通ができる。
みるみるうちに笑顔に変わっていった。
Mさんは、若い頃は川口の射的屋で働き、
赤羽のスナックで歌も歌っていたちょっと粋なお婆さん。
旦那さんを早くに亡くし、子供もいないため、
文字通り1人で生きて来たタフな人。
怒らすと怖いが、とても情の厚い人。
なんだか、見ていて俺まで笑顔になってしまったww
にほんブログ村
頭が前後に揺れ、手も震え、寝てる時も動き続けるため
ベッドから転落しないように常に注意しなければいけない。
そんなYさんを見て、他の入居者さん達は何の悪気もなく
「ずっと動いてるよ、おかしいねえ」
「職員さんに迷惑かけて、大変ねえ」
と口にする。本当に何の悪気もないので、ある意味タチが悪い。
今日のおやつ後、Yさんが元気な頃に仲の良かったMさんが、
「昔はこんなじゃなかったのにねえ」
「髪がボサボサだからさ、あたしがとかしてあげるよ」
そう言って急に自分の部屋からくしを持って来て、
Yさんの髪をとかし出した。
Yさんはもうほとんど喋ることが出来ないが、
表情できちんと意思の疎通ができる。
みるみるうちに笑顔に変わっていった。
Mさんは、若い頃は川口の射的屋で働き、
赤羽のスナックで歌も歌っていたちょっと粋なお婆さん。
旦那さんを早くに亡くし、子供もいないため、
文字通り1人で生きて来たタフな人。
怒らすと怖いが、とても情の厚い人。
なんだか、見ていて俺まで笑顔になってしまったww
にほんブログ村
コメント 0