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被災地に行ってきました。 [雑感]

こちら→http://pigphoto.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305557760-1

国道6号線上とはいえ、福島の帰還困難区域に入って感じたこと。

糸井重里や佐々木俊尚など、ネガティブな情報に疲れて、ポジティブであることを推進(というか押し付け)する人がいる。
その人たちの言うことは正しいことも多いし、気持ち的にもそうありたいけど、帰還困難区域やその周辺の状態を見ると、ハッキリ言ってそんなこたぁ無理だ。少なくとも僕は。
いわきや仙台、南三陸、気仙沼、もっと言えば電車で見てきた会津等、遅いながらも工事が進み、復興に向けて動き出してた。でも原発周辺は…4年間、止まったまんまだよ。安易に食べて応援なんて言えないよ。
後ろ向きになりがちな社会をなんとかするために、ポジティブであることを勧めるのだろうけど、それと、なんでもかんでも「風評被害」というのがくっついて、原発の話題はタブーになってしまった。

5月4日、1Fから多量の水蒸気が出てきたという情報がある。信憑性は定かではないが、実際、その映像もネット上にあった。僕らがちょうど原発から約2km地点にいたその日、その時間、写真でも解るように、プラントの下の方から霧が広がっていった。前日は結構暖かかったし、当日は寒かった。その気温差で海上ばかり霧が出るって話もあるけど。

正しい情報が少ないから、不安になる。
「正しく恐れる」ってことと、現実から目を逸らすことは全く違うと思うんだけど、どうだろか。
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