3.11：ぶたろぐ：SSブログ

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3.11　[雑感] [編集]

家にいました。
この前の宮城県沖の地震以来、
何度か地震があったので、11日もすぐ気付きました。
ただ、これまでは横揺れだけだったのに対して、
11日は下から突き上げる感じがありました。
こりゃ大きいぞ、と思って立ち上がり、
奥さんにも声をかけて速攻で着替えているうちに
すさまじい横揺れになりました。
マンションなので実際の震度より揺れは激しく、
立ってられないほどでした。
とっさにTVをNHKに変えると、宮城で震度７。
宮城といえば義姉がいます。
ショックを受けてる奥さんを連れ、
ラヂヲを持って９階から一気に階段を降りました。

マンション前には何人かの住民の人達。
ラヂヲをつけて聞いてると、津波の状況等、
徐々にわかってきました。７メートル？
道行く人達も、ラヂヲに気付いて
いろいろと状況を尋ねてきます。
話を聞いて事の大きさに驚き、携帯電話で電話する人が
何人もいました。僕も携帯で実家に
電話してみるけどつながらない。
奥さんも仙台の姉、新潟の父に電話するがつながらない。
しばらくして余震が収まった頃に階段を歩いて部屋に戻り、
171へ電話するもつながらない。意味のない災害伝言ダイヤル。
すると再び大きな余震が起こり、またあわてて階段を降り…

しばらくして部屋に戻ると、玄関脇のタイルが見事に
１mほどひび割れてました。出窓にもひび。
実家の母親とも連絡がつき、親父は都内の会社で一泊。
新潟の義父、仙台の義姉には夜になってなんとか連絡がつき、
無事を確認する事が出来ました。
その日の夜は、10〜20分おきに余震が起きる中、
ジーパンをはいたまま、枕元には食料や着替えを詰めた
リュックを置いて寝ました。

時間が経つにつれ、関東大震災以来の
とんでもない災害である事がわかってきました。
まさか自分が生きてるうちに
そんなことが起きるとは考えてもいなかった。
早くも海外から日本人はすごいとかなんとか言われてるけど、
それが間違いだったなんて言われないよう、みんなで
少しずつ何かできることをしていけたら、いいかなと思います。

頑張るって言葉はあんまり好きじゃないんだけど、
頑張らない程度に頑張っていけたら、いいかなと思います。

http://bit.ly/eaSfvi