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東北鈍行列車の旅 平泉・中尊寺 [東北鈍行列車の旅]

前回からだいぶ間が空きました。
東北に旅に行ったのは去年10月はじめ…もう半年以上前か。
…時の流れは早いもの。
その頃はこんな地震が起きるとは想像もしてなかった。
中尊寺は内陸部だけど、どうだったのかな。

さて、やや駆け足で毛越寺を見終わった後は、
平泉町内循環バス「るんるん」w で、
中尊寺へ向かいます。この循環バスは
15〜20分間隔で動いているのですごく便利です。
400円で1日フリー乗車券が手に入る。

バス亭を降りると、武蔵坊弁慶の墓がありました。

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ヒーローといえば義経ですが、僕は弁慶が好きです。
なんかちょっと厳かな気分になってから、
目の前の参道を登ります。
表参道月見坂。けっこうキツい登り。
高齢者には辛いかな。

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東物見台を通り過ぎ、弁慶堂へ。
19世紀に再建されたものではあるけど、
いやあ、歴史を感じる。

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参道である月見坂をせっせと登ります。
坂の上からの眺め。

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ちょっとした山登りだな。
今度は薬師堂。

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見所はたくさんあります。
神社仏閣マニアの僕にはたまらない道程(笑

さて本堂です。大きい。
修学旅行らしき中学生の姿が。青春だなあ
どこから来たんだろう。

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そして今度は不動堂。なんだかお地蔵さんに誘われて。

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かえる君もいました。なんだか笑ってるような。

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こちらは大日堂。小さな社ですが、またこれもいいものです。

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こちらは鐘桜。実に築670年近く。
今、撞くことはほとんどないというけど、
なんだか撞いてみたい。

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そして阿弥陀堂。
これだけいろんなものがあると、パワースポットというか
パワーあり過ぎな感じもします(笑

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さ、讃衡蔵(さんこうぞう)に着きました。
中尊寺に伝わる文化財・宝物などを展示してます。
見たいのは山々なれど、なにぶん時間がないので断念。
ここでは金色堂の拝観券も売ってます。

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そして国宝の金色堂…ここは撮影禁止。
金ピカです。全部金箔でキンキラリン。
900年近い年代物です。
そういう状況なので、建築後160年ほど後、
金色堂をすっぽり覆う形で建物が建てられ(旧覆堂)、
昭和38年まではそこで雨風から守られていました。
今はまた別の建物の中に移築されています。
奥州藤原氏四代に渡って、遺体が安置されてるとか。

キンピカの金色堂に圧倒され、順路を歩いて行くと…経蔵。

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これも700年近い、かなりの年代物。
中尊寺の敷地内の建物は、一度消失したものが多いですが、
その後再建され、数百年…そんなものばかり。
ずっと日本の変化を見て来たのかと、生き物じゃないですが、
そんな風に思うとすごいことだなと。

これは…なんだか忘れたけど、なんか絵になる風景。
好きだなあ

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そして今度は旧覆堂。
昭和38年まではこの中に金色堂がありました。
今は代わりにこの棒が。

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そして、釈迦堂や弁財天堂なども見て、スタコラ歩く…
ちょ、ちょっともう、お腹いっぱい(笑
1日中かけて、じっくり見たいなあ、ここは。
この日は鈍行で延々帰らなくちゃ行けないので、
2時間ぐらいしか中尊寺に居られず、その短時間で
がーっと見るのはなかなか大変だ。

そしていよいよ中尊寺エリア最深部の、白山神社へと向かいます。

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すごい木だ。落ち着く。
この奥には能舞台やうまいメシが…(笑

<続く>

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東北鈍行列車の旅 北上〜平泉・毛越寺 [東北鈍行列車の旅]

ゴーゴー亭で満足し、生さだと岩手誉で晩酌し、
プースカ眠ってると、明け方5時半頃、奥さんに起こされた。
おお 見事な朝焼け…

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眠い目をこすりながらもちょっと感動。
こんな光景は埼玉じゃ見られない。
いや、秩父方面に行けば見れるかな。
ああ、でも今日は帰らなきゃいけないのか。

二度寝して7時頃に起きる。
例によって東横インの無料朝食を食し、チェックアウト…
さて、今日はどうしようか。
北上駅前の探索も面白そうだけど、
意外とつまらないかもしれない。
ここは無難に…ということで、平泉にレッツゴー。

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これは青森方面へ向かう「青い森鉄道」。
ゆるキャラもいいけど、この青が好きだなあ。
そして平泉方面はこれ。

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渋いねえ 義経と弁慶だもんね。
朝8時すぎ(だったかな?)の電車に乗り、平泉へ。
平泉までは30分ほどで着きます。
平泉駅前は、よく整備されててスッキリした感じ。

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案内所もあったし人力車もあったし、タクシーは写真の通り
たくさん待ってるし、周遊バスもあって、とても観光しやすい感じです。
僕らは、レンタサイクルも考えたけど、
意外と高いので、周遊バスでまわることにします。
そんなに時間もないし。
日曜なのでそれなりに観光客はいるけど、
まだ朝が早いからか、それほどではなかった。

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周遊バスで最初の目的地、毛越寺(もうつうじ)に来ました。
木が高い… ちまちましてなくて、気持ちいいなあ

まず最初に本堂に向かいます。
おお、歴史ある建物…と思いきや、平成になって建てたとか。
なので写真はあまり撮りませんでした(笑
本堂の中では、珍しく写真撮影OKでした。

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本堂を出て、大きな庭園を歩きます。とにかく広い。
見沼自然公園の3、4倍あるんじゃないかなw(わからない例え)

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おお、茅葺き屋根。でもここはなんて建物だったっけ(^^;

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その脇には地蔵菩薩がありました。
なんだかこの表情がすごく好きです。
癒されるなあ ミニチュアがほしい。

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ぐるっと回ってくると、大きな池の上には
ノルウェーで見たバイキングのような舟がありました。
ちょっと乗ってみたい。

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1時間半ほどかけて毛越寺を回り、さあ今度は中尊寺です!

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<続く>

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東北鈍行列車の旅 ゴーゴー亭 [東北鈍行列車の旅]

僕的にウハウハな滝観洞探索を終え、
壊れたと思ったデジカメも復活し、
大満足でホテルに戻って決めた居酒屋、ゴーゴー亭。
あえて狙ったであろう、そのダサダサのネーミングセンス、
ある意味一か八かの賭けでお店に向かいます。
この時はまだ10月の頭だったけど、やっぱ北上の夜は寒い。

ゴーゴー亭は駅の反対側。
パンフの地図だけを頼りに、暗くなった駅前を探検気分で歩きます。
おー見えて来た、明るい農村…
明るい農村?

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すげー興味あるわ…

もう夜なので、駅前商店街は当然シャッターが降りている。
この時間は確か20時は回ってたと思うけど、
昼間はどうなんだろう。昼間もシャッター街じゃ寂しいよね。

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「黄金製麺所」。どんな麺を作ってるんでしょうか。

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正時堂ではなく、その先の「みそなっつ」が気になりました。

北上駅前を歩いていると、いい感じに年月の経過した建物が
結構建っています。もう夜で余り見えなかったけど、
明日の午前中は北上駅前を探索しようか、なんて話してました。

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お目当てのゴーゴー亭のあるアーケードが見えてきました。
この日は土曜日だったけど、人は少ししかいません。
ちなみに手前右の味のある建物は、デイサービスです。
こんなデイで働いてみたいなと思いました。

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そしてゴーゴー亭。
http://www.gogo-tei.com/
絵に描いたようなレトロ居酒屋。
ちょっとやりすぎな感じで、少し引いてしまいます(笑

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中も見事にレトロ調。やや強面のイケメン料理人達と
看板娘的なかわいい娘さんが走り回ってます。
いやー、ビールも日本酒もうまそうだ。
この暗すぎず明るすぎない店内がいい。

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カウンターに座ると目の前にはシブいサイダーの瓶。
注文すればちゃんとこのラベルの商品が出てきます。

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塩もつ煮込み。さっぱりしててうまい。

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さんまの刺身。北上はすぐ近くに海があるわけではないけど、
埼玉で食べるよりははるかに新鮮。プリプリしててうまい。
奥さんは「なんでこんなにさんまがうまいの!?」と感激。
個人的には後ろのメニューに書いてある「はげあたま」が
気になります。焼酎は呑めないんであきらめたけど。

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これは…名前は忘れちゃいました(汗
ばくだん炒めだかなんだか、そんなだったような。

写真は撮ってませんが、この店のHPにもあるように、
おでんも食べました。よく味が沁みててうまかったなあ
あと、仙台麩がよかった。

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散々呑んで食ってお会計です。
レジも、昭和初期のものがどーんと置いてあります。
使ってなかったけど(笑
呑み代はまあ普通。チェーン店の庄○で呑むのと同じくらいです。

最近場末の居酒屋風にビールケースのテーブルだったり
チープな丸椅子をわざと使ったりする居酒屋があるけど、
そういうところに限って何故か高くついたりします。
チープさを演出したって高くちゃ意味がないだろう。
このゴーゴー亭はそんなことありません。
普通の居酒屋と同じくらいの予算で呑める店です。

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ほろ酔い気分でフラフラ北上駅前を歩きます。
暗い夜道にところどころ見える居酒屋、スナックのネオン。
土曜の夜にこれは少し寂しい気もするけど、
眠らない街より眠る街の方が自然な気もする。

いつものようにコンビニに寄り、就寝前の晩酌用に酒を買います。
コンビニと言ってもここは北上。呑み飽きたワンカップではなく、
ご当地の酒で晩酌です。

RIMG8324.JPG

8月末の大阪旅行は「今夜も生でさだまさし」とかぶってました。
そして約1ヶ月後のこの日も「今夜も生でさだまさし」。
北上の東横インで、生さだ見ながら岩手誉をゴクリ。
山と川と宮沢賢治と鍾乳洞と居酒屋探索、ご当地の酒。
いや〜たまらん!

<続く>

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東北鈍行列車の旅 滝観洞 [東北鈍行列車の旅]

皆様、新年あけましておめでとうございまっす。
新年早々数年ぶりに打ったスロットで勝ってしまって、
いい年なのか早くもツキを使い果たしたのか(笑
おかしな元旦でしたが、ゆるゆるいきたいと思ってます。

ゆるゆるな正月の一発目のブログ更新は、
去年10月の鈍行列車の旅からスタートしたいと思います。

宮沢賢治記念館やイギリス海岸など、
有名どころを制覇した後向かったのは、
比較的マイナー(?)な鍾乳洞、滝観洞(ろうかんどう)。
思いつきでやってきた鍾乳洞には、男のロマンがありました。

入口付近に滝観洞の説明書きがありました。以下抜粋。
-------------------------------------------------------------------
 洞窟は、入口から奥まで約800m、周囲の岸壁は、白黒のまだら模様の大理石に似た石灰岩が続いていたので、「大理石で豪華な、自然の宮殿」と云われた。
 奥の突当たりには約20坪程の滝つぼがあり「天の岩戸の滝」と称される道内にある滝では落差日本一(29m)の滝がある。〜以下省略
-------------------------------------------------------------------
800mって、けっこうな長さです。
しかも中に滝! ドキドキします。ムフ。

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意外と賑やかな入口付近。ちょっと興ざめ(笑)。

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しかしこの素堀りトンネルでボルテージは上がってしまう(笑

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中に入ると…意外と明るい。電灯がしっかりついてます。
ビビリーな僕にとっては、これくらいの“冒険”が合ってる。

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ここは低い。他にももっと天井が低かったり、
横幅が狭かったり、結構ガツガツ頭やら何やらぶつけました。
ヘルメットは強制着用だけど、確かにかぶらないとダメ。
そうそう、長靴にも履き替えなくちゃ入れません。
洞内では足下に地下水の河が流れていて、結構濡れる。

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これは洞穴サンゴ。ちょっと気持ち悪い。
サンゴ のような 形をした鍾乳石です。

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これは乳房の岩。もちろん両手で触ってみた(笑

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滝まで400m、ほぼ中間地点にて。
洞窟はこんな感じになってます。
結構アップダウンも激しく、体力がいります。
濡れてて滑るし。

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地底の河にかけられたコンクリの橋。
下に流れる河は完全に底まで見えてます。透明。
陸の河もこれくらい澄んでたら最高なんですが。
あ、でも前回の旅行記で紹介した北上川もかなり澄んでました。

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奥でザーーッと滝の音が聞こえてきます。

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急に洞内が広くなり、そこには観音様が。
怖いような、でも神秘的な…拝みました。
そして…



思わず動画を撮ってしまったww
写真も撮ろうと思ってシャッターを押すと、
レンズが出て来た…と思ったら引っ込んでしまった。

な、なんだ、霊の仕業か!?

…よくよく考えてみれば、洞内の湿度は100%に近い状態で、
滝からの水しぶきも結構凄かったので、中に水が入って壊れた?
この前修理したばっかなのにまた壊れたか…
仕方なくケータイで何枚か写真を撮り、
まあこれまでたくさん撮ったから仕方ないと
気を取り直して戻りました。
でも、滝には本当に感動したし圧倒されて、
カメラが壊れたショックはそれほどじゃなかった。

動画撮っといてよかったねと話しながら、
日が沈みかけてだいぶ暗くなった山中を
北上駅へ向かう車中で、一か八かでカメラのスイッチをONにすると。
ウイーン、シャーッ
レンズが出て来た!

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これは推測だけど、水滴が入って一時的にカメラが壊れたけど、
1時間ほど経ってその水滴が乾いて直ったのではなかろうかと。
まあ何にせよ、こないだ大枚叩いて修理したばかりの
デジカメが直って、ほっと胸を撫で下ろしたのでした。

オカルト好きな人は、霊が撮られたくなかったから
一時的にデジカメを壊した、なんて言うかもしんないな(笑

北上駅でヴィッツを返却し、連泊する東横インへ一度戻ります。
休憩しつつ、今夜はどこで呑もうかーとフロントから持って来た
パンフやらチラシやらを眺め…「ゴーゴー亭」に決定。
レトロなインテリアで統一された、ある意味オシャレ、
ある意味コテコテの居酒屋で呑むことにしました。
この手の店は、インテリア等にこだわり過ぎて
肝心のお酒や肴が疎かだったりもするんですが、
さすが北上、んなことあるわけない。

<続く>
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東北鈍行列車の旅 花巻〜滝観洞 [東北鈍行列車の旅]

前の晩は少し呑んだけど、適量(笑
おかげで心地よく目覚めた3日目。
今日も北上はいい天気です。
3日目の今日は、奥さんのたっての希望でもある、
宮沢賢治記念館へ、レンタカーでレッツゴー。

東北ローカル線パスは駅レンタカーが安く借りられるので、
前日に北上駅で予約しておきました。
東横インの無料朝食サービスを食し、駅に向かいます。

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夜20時までに返却すればよし。
車は定番の、トヨタヴィッツです。
使い慣れないナビを操作し、花巻へゴー。
宮沢賢治記念館は、胡四王山のてっぺんにあります。

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空気もおいしい山の中で、土曜日の朝ということもあり、
来る途中も道はすいていて、気持ちよく走れました。
なんだかここだけ浮世離れした感じで…好きな空間でした。

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入り口にはこんなものが。
真ん中に座って写真が撮れます。
これは何をモデルにしたのかな?

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記念館の中の、ベランダから臨む眺め。
天気にもめぐまれて素晴らしいの一言。
これが真冬になれば、真っ白な銀世界に…

僕はそんなに宮沢賢治に思い入れがあるわけではないけど、
ちょっとこの記念館はハマる感じでした。
特に、学校の先生を辞める時に生徒達に送った「告別」という詩がよかった。
最後の一節を紹介します。
------------------------------------------------
多くの侮辱や窮乏の それらを噛んで歌ふのだ
もしも楽器がなかったら
いゝかおまへはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり そらいっぱいの
光でできたパイプオルガンを弾くがいゝ
------------------------------------------------

宮沢賢治記念館で2時間ほど過ごした後、
胡四王山をちょっと歩いてみます。

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ここは胡四王神社。

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けっこう歴史のある神社のようです。
ひっそりとしていて、よかったなあ

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こちらは神社に向かう別ルート。
こんな感じの急な階段と鳥居を見上げる感じ、好きです。

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山はまだまだ見所があって、ここに1日中いてもいいくらい。
ちょっと疲れても、遊歩道を全部歩きたい衝動にかられました。
(でも歩いてないけどww)

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今度は、えげれす、いや、イギリス海岸に向かいます。
海じゃなくて川(北上川)だし、日本だけど、
ちょっと水がひいて白い泥岩が出てくると、
それがイギリスのドーバー海峡に似てるってことで
賢治がそう名付けたそうです。
ここはかなりの昔、まだヒトも誕生してない頃は海だったそうです。

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とにかく水がきれいでした。
のんびり2kmくらい歩きながら写真をパシャパシャ。

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荒川や入間川もこんな風にきれいならいいんだけど、
んなわけねえもんなあ(笑

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最初の目的だった宮沢賢治ゆかりの場所を出て、
なんとなーく釜石港方面へ。うまい寿司でも食おうかと…
でも時間的に微妙な感じ。港の寿司屋は早く閉まるからね。

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昼食で立ち寄った道の駅でみつけたポスター。
水木しげるブームだなあ The Legend of Tono 2010か。

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これは道の駅付近にあった「めがね橋」。
時間もなかったので写真はこれしか撮ってないんだけど、
なかなか面白い建造物です。好きだなあ 釜石線だっけ?
今度岩手に来たら、釜石線にも乗ってみたい。

釜石港の寿司を諦め、日本三大鍾乳洞、龍泉洞に行こうと
予定変更するも、それも微妙な時間。
大体鍾乳洞って16時半には閉まるからね。

なので、もう少し近い滝観銅(ろうかんどう)に目的地を変更します。
全く滝観銅については情報がなくて、たまたま標識で見つけて
「面白そうだし近いから行ってみよう」と思っただけなんですが…
いやこれがまた。

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山の中の川はどこも澄んでて素晴らしい。
当たり前と言えば当たり前だけど。
見てるだけで僕の歪んだ心も洗われます(笑

そして16時頃、念願の滝観銅に到着。

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入り口付近は工事中だったけど、ちゃんと中に入れました。
地底湖が売りの龍泉洞を諦めて滝観銅に来たわけですが…
いや、なかなかどうして、すげーよ。

まだまだ続きます。
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東北鈍行列車の旅 会津若松〜北上 [東北鈍行列車の旅]

会津若松の夜は美味い酒で閉じた。
飲み過ぎることもなく、二日酔いにはならずに起きた2日目、
携帯で電車の時間を調べ、1002会津若松発に乗ることを決めた。

東横インの1階で無料朝飯を食す。外はとてもいい天気。
10時まで少し時間があるので、駅周辺を散策し、
それから駅に向かうことにする。

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駅で東北ローカル線パスの案内を発見する。
金土日の3日間、わずか6000円で
東北6県の鈍行列車、全て乗り降り自由。
これから鈍行列車でひたすら北上しようと言う時に、
なんと魅力的な切符なんでしょか。

東北ローカル線パスを駅員に見せ、改札を抜ける。
さあ出発。
今日の目的地の北上までは、途中下車しなくても7時間。

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車窓から磐梯山…おお
途中居眠りをかましながら、1時間ちょっとで郡山に着く。
郡山で待ち時間が40分ほどあったので、
ローカル線パスの特権を利用して途中下車。

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味気ないが格安の東横イン北上駅前を電話予約し、
駅前で写真を撮ってると、地元TV局のレポーターらしき人から
声をかけられた。何を聞かれるかと思いきや、
「好きなジブリ作品は?」
郡山で何故この質問(笑
素直にナウシカと答えると、好きなシーンや、何故そのシーンが
好きなのかといろいろ突っ込まれ…そして次の質問は、何故か
「嵐の歌で知ってる歌はありますか?」
ジブリから嵐??(笑
素直にデビュー曲しか知らないと言うと、タイトルを聞かれたので、
わからないのでサビを歌わされるハメに。
「ほら、あれですよ、あれ。
 あーらーしー、あーらーしー、あーらーしー」
そのVTRが使われたかどうかは知る由もありませんが、
なかなか貴重な体験をしました。

さて、気を取り直して郡山から再び乗車。
会津若松ー郡山間は2両だったけど、ここからは4両です。
東北本線は比較的平地を走るので、そこはちょっと物足りない。
約50分で福島に到着。12時43分。いやーいい天気だ。

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福島発仙台行きの電車まで17分あったので、
福島駅ビルの中へダッシュし昼飯を買う。
結構ギリギリの時間で電車に戻ると、ボックス席は全て埋まっていた…
しまった〜
出入り口脇の2人掛けの席に座り、ボックス席が空くのを待つが、
一向にその気配がないので、仕方なく2人で食べ始めると、
直後に止まった駅でけっこう多くの人が乗って来てしまい、
なんだか気まずい雰囲気(笑
すいません、モシャモシャ食ってます。
駅弁は高いので、ワンコインのフツーの弁当を買ったけど、
旅のおかげか、意外とうまかったです。

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仙台に到着したのは14時13分。
やはり30分ほど余裕があったので、駅前まで移動し、写真を撮りました。
仙台で降りるのは初めてだけど、しっかり整備されてて、
人も多すぎず少なすぎず、なかなかいいとこです。
そんでトイレに入るとこんなものが。

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花瓶の代わり? 何かのおまじない?
トイレでシャッター切るのは少し気が引けましたが(笑
思わず撮ってしまいました。

そして仙台発一ノ関行きに乗り、かの有名な松島にて途中下車。
松島には去年来てるので、今回あまり写真は撮ってないけど、
いやあ、やっぱ何回来てもいい。
松島海岸までタクシーで移動。
タクシーの運転手さんといろいろ話したけど、
目的地が北上と聞いて、「何もないのに」と驚いてました(笑

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これは瑞巌寺五大堂。
その後は円通院に移動します。円通院への移動中、こんなものを発見。
和紙で作った松尾芭蕉だそうですが、ちょっと怖いww
少し手をケガしてます(笑

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素晴らしい緑に囲まれた円通院。一部紅葉もしてました。

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そのまま瑞巌寺に抜けます。こりゃ遺跡だな。

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お詣りしてから、帰りは松島駅まで歩きます。

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こんな料亭に感心しつつ、普通の住宅街を抜け、みつけた廃墟。
おおお

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松島駅まで、30分ほど歩きました。
電車に座りっぱなしだったので、丁度いい散歩になった。
そのまま松島駅を出発し、一ノ関駅で乗り換え。
もう日が陰って来ました。

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うまく写真には撮れなかったけど、綺麗な夕焼けが見れた。
うちの方より空気が澄んでるから、当たり前と言えば当たり前だけど、
よかったです。

目的地の北上駅には19時半頃到着。
会津若松を出てから松島を挟み、9時間を超える旅でした。
こんな絵が僕らを迎えてくれた。

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北上駅は、上越新幹線だと浦佐駅のような…(ビミョーなたとえww)
なんでここを目的地にしようと思ったのか自分でも不明だけど(笑
この寂れた感じ、嫌いじゃないです。

ホテルにチェックインを済ませ、夕べ呑んだので今夜は普通に食事。
のはずが…

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1杯だけです(笑 うまい…
そして桑蕎麦。

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さらに肉蕎麦。う、うまい。

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そしてコンビニに寄ってワンカップ。
といってもただのワンカップじゃない。う、うますぎ。

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この東北鈍行列車の旅は、酒ツアーだったのか?
まさに理想の展開で旅は過ぎていくのであった…
明日は宮沢賢治です!

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東北鈍行列車の旅 〜会津若松 [東北鈍行列車の旅]

9月末から10月頭にかけて、東北を旅してきました。
簡単なレポートは既にアップしたけども、
ここで割と詳細な(笑)旅行記を。

出かけたのは9月30日の昼過ぎ、
午前中ダラダラしたあと、急遽思い立って
奥さんとともに電車に乗りました。
東北方面に行こうというのは決めてたけど、
宇都宮線じゃイマイチ面白くない。
そんなわけで、東武線に乗ってガタンゴトン。
親戚が旧今市市(今の日光市)に住んでるので、
その近辺までは行ったことがあるけど、その先は未体験。
無人駅もたくさんあるので、どんな感じかなと
ワクワクしつつ旅に出ました。

途中乗り換えの際、目的地を会津若松に決め、
会津若松の東横インに予約電話。
温泉旅館に泊まれれば最高だけど、
現実は2人で7000円で泊まれる東横インがリーズナブル。
それに、旅館でのんびり呑むのもいいけど、
その土地を歩いて、美味そうな居酒屋を探すのも楽しいしね。

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お菓子を買い込んでガタンゴトンと揺られつつ。
新幹線もいいけど、こういうのが旅らしくていい。
下今市を経由し、東武鬼怒川線へ。

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龍王峡。日光の先の渓谷。ここはトンネル駅。
ホントはもっと写真を撮りたかったんだけど、
丁度車掌さんが切符切りに来てて…
トンネル駅というと、上越線の土合駅が有名だけど、
東武線にもあったというのは発見でした。

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新藤原で乗り換え、さらに会津田島でも乗り換え。
これは野口英世電車。
車体に、野口英世の母、シカさんの手紙が描かれてます。
ちなみにお姉さんの名はイヌです。

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会津田島を抜け、西若松で只見線に乗り換え。
これは赤ベコ電車。会津では赤ベコが有名なので。
なんかかわいいです。
地方に行くとこういう電車はよくあります。

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会津若松駅にあった赤ベコ。
ゆるキャラブームだからねえ。

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これは若松城? かなり微妙な気がします(笑

20時半に会津若松に到着し、
早々にホテルにチェックインし、街を歩く。
田舎の夜は早いというけれど…確かに真っ暗。
店の数は思ったよりも少ないです。
チェーン店の居酒屋は開いてるけど、
そんなとこで呑んでもつまらないし。
うろうろと駅前を彷徨い…
2軒ほど良さそうなところをみつけ、
一か八かで「作蔵」なるお店に入りました。
ビールの値段を隠すお店が多い中で、
ここは500円と明記してたので。

RIMG7944.JPG

入って値段を見た時は、500円以下のつまみがなくて
失敗したかと思ったんですが、お通しがおいしくて。
量もなかなかのもんです。

RIMG7952.JPG
RIMG7953.JPG

ビールジョッキも大きいし、
つまみの量はなかなかのものがありました。
2人で食べるには結構な量。しかもうまい!

RIMG7959.JPG

日本酒もしっかり呑んで、堪能しました、作蔵さん。

RIMG7960.JPG

帰り際に、お店を切り盛りしてたお姉さん(とあえて言う)に
写真をお願いしたんですが、頑に拒否されまして(笑
店内はこんな感じ。いやあ、また行きたいなあ。

RIMG7962.JPG

その後コンビニに寄り、うちの近所では見当たらない酒、
「鬼生」を購入しホテルの部屋へ戻りました。
鬼生呑みつつ会津の夜はふけていきます…

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